血流などの巡りが悪いというのは、ある筋肉を動かしていないことが原因となっていることが多いのです。
それは・・・【腓腹筋】、ふくらはぎの筋肉です。
人には【腓腹筋】と【ヒラメ筋】という2種類の筋肉がついていますが、ワンコには【ヒラメ筋】がありません。
ワンコは【腓腹筋】というふくらはぎの筋肉を使って歩いています。
ふくらはぎは「第二の心臓」と言われていて、ふくらはぎのポンプを動かすことによって血流が静脈の方にちゃんと流れるようになるんです。
ふくらはぎをしっかり動かすことによって、血流だけでなく栄養や酸素もしっかり運ばれる仕組みがあります。
膝を曲げずに歩くまたは膝が曲がったまま歩くなど、そうなるとふくらはぎのポンプが働かないので体への巡りが悪くなり、体の不調が増えます。
また歩行にも影響が出てきます。後肢の筋力が衰え前肢に負担がかかってきます。
前肢に負担がかかるという事は、肩・胸・前肢の関節にも支障をきたすことが考えられます。
そうならないために、後肢の関節をほぐしてあげてください。
シニア犬になるとなかなかほぐれにくいかもしれませんが、腰・お尻・太もも・ふくらはぎを柔らかくしてあげてください。
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